2009年12月
県立但馬長寿の郷の中庭(約700平方メートル)は、事務所棟と研修棟を結ぶ渡り廊下に面して、芝生広場があります。
ある日の朝、ふと広場を見てみると芝生が掘り起こされていました。
芝生を全て電気柵で囲むとなると費用が高くなるため、対策に悩んでいたところLED通せんぼの存在を知りました。
LED通せんぼは広場の通路に地上50cmの高さ(※)、支柱1.5m間隔で設置しました。
芝生広場は見通しが良いので、一部分にLEDを設置しただけでいのししは光を認識した様子。
ランダムに光るブルーの点滅を警戒し、2010年9月にはこの広場の被害がなくなりましたのでLED通せんぼを撤去しました。
しかし、今度は宿泊棟の裏敷地の水路でイノシシが山裾を掘り起こしました。
これ以上水路付近の山や土を掘り起こさない様、水路から支柱を立てて10mのLEDライトを宿泊棟に向かい設置しました。
以後水路の周りにはイノシシが近寄らず、無事被害がおさまりました。
※現在は高さ1mに設置することを推奨しています。(2015年5月)
2010年5月
我家は、堤防に面した敷地に住宅があります。
今年の5月に庭の苔が掘り起こされてボコボコになっていました。
初めは掘り起こした原因が何者かもわからず困惑しましたが、見渡すと足跡が残っていた為、イノシシとわかりました。
家の周りには畑や田んぼがありますが、そちらは全く被害がなくどうやら我家の苔を掘り起こしてミミズを食べているようでした。
堤防と庭の間には垣根があります。
垣根の間には堤防に行くための通路があり、イノシシはこの通路より侵入してきました。
LED通せんぼは、垣根の庭側に地上50cmの高さ(※)、通路をセンターにして支柱8本で設置しました。
すると、この通路からはイノシシ侵入がなくなりました。
しかし10月になり、またしてもイノシシが庭に入ってきました。
この時はLEDを設置していた場所からは侵入せず、光の見えない庭の隅から侵入。
そのまま光が見えない車のそばを通り、車庫の裏を回り、家の縁を通って裏庭に入った様子。
新たに掘り起こされた裏庭からは、堤防に面して設置したLEDが見事見えませんでした
この様子はすべて足跡で確認ができましたが、イノシシがいかに賢く学習能力が高い動物かを思い知らされました。
翌日、新しい侵入場所にもLED通せんぼを設置し、それ以外被害はなくなりました。
※現在は高さ1mに設置することを推奨しています。(2015年5月)
2009年6月
財団法人有馬富士公園は、175.2haの広大な公園です。
この公園は特にイノシシの被害が酷く、その上敷地面積が広い為、対策には莫大な費用がかかってしまい打つ手がありませんでした。
イノシシ被害に効くと、イノシシが嫌う匂いの帯びを使用しましたが、残念ながらこちらは効果がありませんでした。
そんな中発見したLED通せんぼは、公園の中でも最も被害の大きい、出会いゾーン菖蒲園に設置しました。
設置後はこの菖蒲園のLED光が見える場所には、イノシシが近づきません。
年間を通じて設置していますが、被害は治まっています。
2010年9月
畑でそばを栽培しています。
以前から電気柵をしていましたが、今年からイノシシが発生し被害にあいました。
侵入した場所にはイノシシの足跡が残っていました。
使用していた電気柵の前に地上50cmの高さで(※)L字型にLED通せんぼを張りましたところ被害は無くなり、11月には無事に収穫できましたので12月に撤収しました。
※現在は高さ1mに設置することを推奨しています。(2015年5月)
2010年8月
なす、ピーマン、トマトなど色々な野菜を栽培しています。
今年になってイノシシが畑を荒らし、大変困っておりました。
LED通せんぼは、畑の間口に地上50cmの高さで(※)支柱を2m置きに立てて設置。
すると近所では被害が続いている中、我家は被害なく収穫が出来ました。
収穫が終わり、10月末にはLED通せんぼを片付けました。
※現在は高さ1mに設置することを推奨しています。(2015年5月)
2010年9月 今年初めて墓地にイノシシが侵入しました。
イノシシは墓地の中を掘り起こし、通路も踏み荒らしていました。
通路は草木が無い為、LED通せんぼを侵入通路の前に直線に張ったところイノシシがこの通路を通らなくなりました。助かりました。
2010年7月 田んぼで電気柵を使用していましたが、2箇所からイノシシが入ってきました。
そんな時、LEDの光がイノシシが侵入を防ぐと新聞に掲載されていましたので早速JAにLED通せんぼを買いに行きました。
LEDはイノシシが侵入した電気柵の前に直線に設置。
側面からの侵入も確認されたが、稲に隠れて光が届かない為、もう1本設置しました。
すると被害はなくなり、収穫が完了しました。
イノシシは学習能力が高い為、慣れが生じない様に収穫が完了した9月25日に撤収しました。
本体はコンパクトで軽いので、収納も簡単。スイッチをOFFにして来年の為に保管しました。
製造元 タイショー産業株式会社 兵庫県豊岡市庄 128-1
販売 株式会社こうほうえん 大阪市淀川区木川東 2-5-3O-1F
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